責任感について

責任感について

 

よく人は「責任を取る」というけれど、それは一体どういうことなんだろう。

 

最近財務省事務次官が「責任を取って辞職」したが、彼は本当に責任を取ったのかというとそうではないと思うんですね。

 

責任を取るということは、確かに「首を差し出す」こと、つまり「この先どうなってもその全てを受け入れることだと思うんです。

 

だから、「責任を取る」=「辞職」というのは直結しないと思うんです。能力がない、と判断されて、「君にはやめてもらう」と言われ、辞めさせられるというのなら納得できるけど、自分から辞職の道を通るのはどこか違和感があるんですよね〜

 

「職務を全うする」ことこそ「責任を果たす」という考えもあるんですが、そういう考えも含めて「身を任せること」こそが、均整の取れたものの考え方だと思うんです。

 

昔、ビートたけしが「フライデー事件」の時に、自分が芸能界に戻れるか、と問われた時に「それはあちらさんが決めること」と言ってた気がするけど、それが責任を取るということなんでしょうね。

進退について自分で決めることもあるとは思うけど、やらかしてしまった場合は自分で決めるべきじゃないと思うのですよ。

 

そんなことをふらっと考えてみた、五月